経営理念浸透ブログ

『コロナ下で雇用を守ることの価値』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

2020年はコロナに振り回される1年になりましたね。

今年の春には特別定額給付金(一人10万円)などがありました。

当時の状況を考えると
低額であっても“有り難かった“という声を聞きました。

ただし持続的な効果は難しい。

私の会社に務めるアルバイトさんからは、
「もっとシフトに入りたい」という声が複数あります。

身内の方が収入源しているため、
少しでも補填したいとのことです。

現段階でコロナ失業者は約8万人と言われています。
7割経済が続くことも予想すると来年は更に増えるでしょう。

コロナ下で経営者がやるべきことは、
「雇用を守ること」。

従業員の生活を安定させることができます。

給付金がずっと投入されることは考えにくい。

経営者の役割は雇用を守ること。

“そんなのは当たり前”だと言われそうですが、
コロナ下においては、
改めて企業の役割を再認識します。

コロナ下において雇用を守ろうとする会社には
2つの特徴があります。

一つは従業員の大事にするという
約束(理念)を守ること。

常日頃「従業員を大事にする」と
理念で謳っているならば、
それを実行する気が本当にあるのか。

もう一つはコロナ後を見据えて、
「復活させる」という意思があるか。

人は育つのに時間がかかる。

コロナが落ちついた所で、
会社の業績を戻せるかどうかは
人材にかかっています。

アフターコロナ時も7割経済だとすれば、
人はコストになる。
だから最小限だけいればいい。

アフターコロナ時に巻き返しを図りたいと思えば、
人は最大の武器になる。
違いを生み出せる決定的な要因になります。

今の状況は、ヒトに対する経営者の考え方が
顕著に反映されていると感じます。

Posted on 2021-01-08 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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