経営理念浸透ブログ

『内集団バイアスを外そう』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

「内集団バイアス」と呼ばれるものがあります。

自分の所属する集団(内集団)やその集団のメンバーを
高く評価したり、好意的に感じたりすることです。

例えば自部署のメンバーには優しい上長が、
他部署のメンバーに対しては厳しい態度を取ることが
見られます。

おそらく意図的ではなく無意識でしょう。

自分の部署のメンバーはどうしても
かわいく見えるものです。

人事考課では下記のような光景が見られます。

うちの部署にいるA主任の方が、
他部署にいるB主任より“一生懸命、頑張っている”と
上司は評価します。

なんで他部署のC係長が高評価で、
うちのD係長が低評価なんだ。
“納得できない”と思う上司もいます。

他の部署の情報を十分に収集・傾聴していないにも関わらず、
“うちのメンバーが一番”とバイアスを
かけて見てしまっていることがあります。

全社視点で個別評価をしていくならば、
「内集団バイアス」で人を見ていないか、
注意する必要がありますね。

Posted on 2021-09-23 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

Related Posts

 

Comment





Comment