経営理念浸透ブログ

『溢れたものが情熱』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

Aさんは人を動かすことに苦手意識を持っています。

上司からは

「お前の伝え方には情熱がない」

と言われて、伝え方の勉強をしていました。

勉強して上達したかといえば、
何も改善の兆しが見えません。

根本的にアプローチが違っているのかもしれません。

人を動かすために「伝え方」を変えるということは
1つの手法です。

「信頼」と「理論」と「熱意」がないと
人は動いてくれません。

何かがかけても相手は心から動いてくれません。

特にこの中で最も難しいのが「熱意(情熱)」です。

どうすれば情熱的に見えるか?と研究しても
答えは見つかりません。

F社の社長がこんなことを言ってました。

「情熱とはコップから溢れた分しか伝わらない。
 臨界点を超えないと波及しない。
 溢れるほどの思いがなければ、
 それは情熱とは言わない。
 言い方を変えれば“余熱”だ」

そのお話に共感しました。

情熱とは、伝え方が本質的な問題ではありません。

日常の行動そのものから、思いが溢れているか。

コップに1割や2割しか情熱が入っていなければ、
それを上手く伝えた所で相手は見透かされてしまう。

溢れた分だけ相手に伝わる。
それが情熱です。

Posted on 2020-03-11 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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