経営理念浸透ブログ

『短時間で人材を見抜く方法はあるのか?』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

仕事上、多くの人に出会う機会が多いので、

「優秀な人材を見抜くポイントはありますか?」

と聞かれます。

正直「ありません」としかお答えできません。

確率をあげるために、
複数の目で多くの面接時間を割く、
という方法はあるかと思います。

仮に入口で応募者の適性を見たつもりでも、
職場に入ってみたり、実務を任せてみると、
面接時の印象とのギャップが出てきます。

あれ?思ったよりできる人だな、とか
あれ?思ったよりも協調性がない人だな、とか。

一緒に働いていく中で、
面接では見えなかった素が見えてきます。

さらに言えば、私は

「苦しい状況に置かれると人間の素が見える」

思っています。

追い込まれたときほど、
包み隠せずに「人間性」が出てしまう。

業績下降すれば、
経営陣の素の「人間性」が見えてくる。

地震や水害にあった際に、
現場の人間の「利他性」が見えてくる。

10年前の東日本大震災の時も、
我先にと、関東から西に逃げる
国の中枢を司るリーダーもいましたね。

コロナ感染者が増えていくと、
現場で働く人の「使命感」が見えてくる。

有事でなければ、人の素は見えにくい。

コロナ下においては、経営者から従業員まで、
一人一人の「素性」を隠せなくなっています。

Posted on 2021-02-23 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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