経営理念浸透ブログ

『精神論が最後の違いを作り出す』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

ラグビーワールドカップが終わってしまい、
心に隙間風が吹いています。

しばらく熱くなれるテレビ放送がなさそうです。

さて今回のラグビー日本代表の試合は、
毎試合が気が抜けない展開となりました。

キャプテンや勝利インタビューに応じた選手は、

「ONE TEAMが勝利の要因」
「気持ちで負けていなかった」
「ボコボコにしてやる気持ちだった」
「我慢比べだ。心が先に折れたほうが負けた」
「自分たちを信じてプレーができた」
「誇りを持ってプレーした」

などを話されていました。

このセリフだけ見るとすべて「精神論」なんです。

ビジネスの世界では、
精神論は古臭いとバカにされがちです。

でも本当にそうなんでしょうか?

ラグビーの世界を見ても、優秀なヘッドコーチを招聘し、
相手チームのデータを取り、自分たちを分析する。

科学に基づいて様々な点から検証し、
勝つための試合プランを作る。

でもそのとおりの展開になることは少ない。

最後の最後は、チームとしての精神論が違いを
生んでいるように見えます。

ビジネスも同様の事が言えるような気がしてなりません。

ある一定の所までは、
理論や科学、メソッドでたどり着くことができる。

でもそこまでで、あと一歩が届かない。
その一歩足りないのが「精神論」だったりする。

「精神論がすべて」という考え方は、
古いと言われても仕方がないと思います。

でも最後の最後は精神論が違いを生むというのは、
今もこの先も変わらないかもしれません。

精神論をバカにはできません。

Posted on 2019-11-05 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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