経営理念浸透ブログ

『老害発言していませんか?』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事の
安藤俊介氏は、老害発言をする高齢者には下記の通り
共通する3つの要素があると言っている。

「1つ目は孤独。これは『寂しいから何か言わずには気が済まない』
 という行動に直結します。

 2つ目は執着。昔の価値観にしがみついていて、
 それを手放すことができない。

 3つ目は自己顕示欲。これは孤独の裏側でもありますが、
 『俺の話を聞いてくれ』
 『俺が正しいんだから、言うことを聞くべきだ』と
 自分を尊重してほしいという心理です。

 この3つのどれかの心理がすごく強いと、
 いわゆる“老害”と呼ばれる傾向が高くなります。
 そしてその心理の根底にあるのは、
 せっかく自分たちが頑張ってきたのに
 自分たちが思い描いたようないい未来に
 なっていないことへの不満です」

政治の世界だけでない。

企業の中でも「老害」については話を聞く。

「それを今の時代言っては完全にNG」

ということがあっても、周りの人が気を利かせて
笑い話にして大ごとにしない。

若い世代との埋まらない溝はさらに広がる。

定年が延長され、雇用期間が延長。

本来経験値の高いベテランスタッフ(元役職者)は
年下リーダーを支える役割になるはずが、
逆に邪魔をしてしまう。

リーダーからはかえって、

「辞めてくれた方がいい。
 なぜそこまでして会社は残ってもらうのか?」

と疑問視する声も聴く。

シニアとして価値を発揮するか、
陰で「老害」と呼ばれ、煙たがられるか。

本人の姿勢・振る舞いに寄るところが大きい。

老害発言をしていないか?

上記の3つの心理のいずれかが強くでていないか。
振り返ってもらいたい。

Posted on 2021-12-29 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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