経営理念浸透ブログ

『言葉の真意を汲み取る』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

先日、弊社内で起きたことです。

お恥ずかしながら、
スタッフから不満をいただきました。

「もっと松本さんには現場に出てもらいたい」

どこの会社でも起こりえる不満ですね。

経営者、経営幹部の方は
一度くらいは指摘されたことが
あるのではないでしょうか。

言われた瞬間は、
いろんな言い訳が頭をよぎります。

「経営者の仕事は現場に出ることではない」

「経営者が現場に出ないようにするのが
 管理者の仕事でしょう」

「他にも大事な仕事を身を削ってやっている。
 これ以上時間を作れと言われても…」

「全体を指揮するのが経営者の役割で
 現場を取り仕切るのは現場の仕事では…」

でも冷静にその意図を汲み取ると、

「現場に出る出ないは手段。
 現場の実情をもっと理解してほしい」

ということだと推測しました。

経営者には見えにくく、
現場には現場なりの苦労があるし、
解決できない問題がある。

それを同じ温度で分かってもらいたい。

おそらくそれが言葉の真意だと思いました。

経営者が継続的に現場に出ていたら、
会社の将来が危ういですから…。

もちろん現場はすごく大事だと思っている。

でも「軽んじている」と
スタッフに思われてしまったならば、
態度・行動を変えなければいけません。

“ゆとり”を通り越して、“慢心”が
私の中に少しあったかなと思います。

言葉どおりに受け止めるのではなく、
言葉の真意を受け止める。

ズレた対応をしないように要注意です。

Posted on 2020-09-27 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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