経営理念浸透ブログ

『部外者ほど批判を口にする』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

体操の金メダリスト、内村航平選手。

体を酷使しているため、身体が限界にきている。
個人総合ではなく鉄棒に絞ってオリンピック出場を目指したそうだ。

一部の人からは、
「ピークを過ぎた」「落ち目だ」「妥協した」「プライドはないのか」など、
様々な声があがったそうだ。

お正月の風物詩である箱根駅伝。

今年青山学院大学が優勝できなかったのは
5区の選手エントリーの失敗。

休学をした選手を使うべきではなかった、
原監督の采配に情が入ったからだという声もある。

スポーツもビジネスも共通しているのは、
結果を残している間は特に何も言われない。

結果を出さないと、あれこれ批判をされる。
さらには見覚えのない悪い噂さえも聞こえてくる。

結果を出すには実力だけでなく、運も必要だ。
運も味方して、望む結果が得られる。

プロならば批判をされて当然という人もいる。

批判が大好きな人たちの多くは、
部外者であり、外野のスタンスであることが多いように思う。

内村選手と一緒に金メダルを目指している仲間は、
彼を批判するだろうか…。

青山学院大学の陸上部で一緒に苦しい練習をしてきたメンバーは、
彼を批判するだろうか…。

結果を出せなかった人は、努力が足りなかったのだろうか?
練習が足りなかったのだろうか?

誰にも負けない努力をした人しか、
その舞台には立てないはずだ。

彼らと一緒に戦ってきた仲間から、
批判の言葉は出てこない。

結果を出せなかったことを一緒に悔しがるだろう。

結果を出せなかった人間は敗者なのだろうか。
真剣勝負の場に立っただけで勝者だ。

全身全霊をかけて、
闘いに挑んだ人間にかける言葉は果たして批判なのか?

心が貧しい気がしてならない。

「批判するのが仕事」「批判するのが口癖」
という人間をみかける。

外野でとやかく言わずに、真剣勝負をする姿を見せてほしい。

Posted on 2021-01-25 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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