2020-03

2020-03-25
『公表されない数字』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

コロナの自粛モードはまだまだ続きそうです。

サービス業の中小・零細企業を中心に、
大打撃を受けている会社も多いです。

この自粛モードがなくなるには
しばらく時間を要するでしょう。

さてテレビではコロナ感染者が何人、
お亡くなりになった方が何人、
という数字の公表が行われます。

生命に関わることなので、
感染者数が広がらないようにすることは
当然重要なことです。

一方で中小零細企業の中には、
売上5割もダウンしたら事業継続は難しい。

新しい融資制度が整備されたとしても、
未来に希望を持てなければ事業停止を考えるでしょう。

借りたお金をこれからどう返していくか…。

コロナの影響による、
中小零細企業の経営者の今後が心配です。

縁起でもない話ですが
コロナ死亡者数より上回らないか。

それを心配せざるを得ないほど、
現状に悲観し鬱状態の経営者を見かけます。

売上は低迷しても固定費は変わらず出ていきます。

私には励ます言葉をかけることしかできません。

こういう数字はおそらく公表されないと思います。

公表されないから起きていないのではなく、
公表されていなくても現実に起きていることがある。

数字が公表されなければ、
自分ごと化されない。

経営危機に直面している経営者の皆さんへ、

「共に乗り越えましょう」

というエールを送りたいと思います。

 

2020-03-21
『コロナの専門家って誰ですか?』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

最近の報道は、コロナで一色ですね。

何の信憑性もないネット上の情報で
振り回されてしまっている人もいます。

「ネットは信用ならない。
 テレビに登場する専門家の話を聞こう」

と考える人もいます。

でも冷静に考えてみましょう。

コロナ対策の第一線で活躍している人が
テレビに登場する暇がありますか?

新型なんですよね?
過去のウィルス対策をされたかの知見が
どこまで通用するかは未知数。

仮に信憑性のある専門家がいたとしても、
あらゆる番組でオファーをしあいますので、
取り合いになるでしょう。

「〇〇大学教授」という肩書だけで
先生と呼び、専門家と見立ててしまう。

この先生は、
「最近は臨床経験があるんだろうか?」
と疑ってしまう人もいますね。

ですから「コロナ専門家」ではない人を
「専門家」として見立ててしまって、
いつの間にか「専門家」の見解だと
鵜呑みにしてしまう。

ビジネスに置き換えましょう。

上記から言えることは、
相談する相手を見誤らないということ。

肩書だけは素晴らしく見えるが
実績が乏しくないか?

過去に残された実績は素晴らしいが、
今現在は現役ではなくOBになっていないか。

もちろんOBの中でも原理原則に立ち返る
きっかけを与えてくれる方もいれば、
少し時代遅れかな…と感じる人もいるでしょう。

様々な情報が行き交う中で、
何が自分にとって有益な情報かを判断し、
自分の頭で考えて仮説を立てる。

そんな当たり前の力が見直されるでしょう。

 

2020-03-13
『女性にだらしない経営幹部』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

ワイドショーの鉄板ネタが「不倫」「女性問題」です。
視聴率が取れるからなのか…。

コメンテータもこのテーマに「またか…」と
飽き飽きしている人もいますね。

現場の方と面談をしていると、
つい口を滑らせてか…。

「こんなことしゃべってしまっていいですか?」

と前置きしながら、
社内の不倫ネタ、交際ネタが出てきます。

その中で彼らが最も冷ややかに見ているのが、
経営陣の女性問題です。

ある業界では有名なL社。
社長の女癖が悪いことで有名です。

毎年入社していくる新入社員に
手を付けることは社内では周知の事実。

今年もやっているよと冷ややかな目で
一部の社員は見ています。

D社でも同じ。
Y役員が女性社員を口説いている。

その女性社員は同期や直属の上司に相談をする。

Y役員はオーナー家の一人で
社内ではかなり力を持った人なので、
相談された人たちも、話を聞いていないフリをする。

ウヤムヤにされて女性社員が
じきに辞めていくのを待つ。

K社でも同じ。
次期社長候補と言われている幹部が
アルバイトに手を出す。

「秘密しておいてね」と口止めしたものの、
噂は広がっていきました。

彼の社内での信頼はなお低いままです。
彼が社長に就任したら、離れる人も出てくるでしょう。

どれも「不倫」「女性問題」です。

社内に週刊文春がいたら、
大騒ぎになっているでしょう。

社内の皆さんは(薄々)気づいているが、
触れない話題です。

この方がどれだけいい事を社内に発信していても、
裏の顔を知っている社員たちは白けています。

そこまで自分の影響力が落ちていることすら
本人は気づいていません。

なかなか役員に面と向かって、

「女性スタッフに手を出すのを止めてください!」

とは言えないですからね。

リーダ-の皆さん、
身辺をキレイにしておきましょう。

 

2020-03-11
『溢れたものが情熱』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

Aさんは人を動かすことに苦手意識を持っています。

上司からは

「お前の伝え方には情熱がない」

と言われて、伝え方の勉強をしていました。

勉強して上達したかといえば、
何も改善の兆しが見えません。

根本的にアプローチが違っているのかもしれません。

人を動かすために「伝え方」を変えるということは
1つの手法です。

「信頼」と「理論」と「熱意」がないと
人は動いてくれません。

何かがかけても相手は心から動いてくれません。

特にこの中で最も難しいのが「熱意(情熱)」です。

どうすれば情熱的に見えるか?と研究しても
答えは見つかりません。

F社の社長がこんなことを言ってました。

「情熱とはコップから溢れた分しか伝わらない。
 臨界点を超えないと波及しない。
 溢れるほどの思いがなければ、
 それは情熱とは言わない。
 言い方を変えれば“余熱”だ」

そのお話に共感しました。

情熱とは、伝え方が本質的な問題ではありません。

日常の行動そのものから、思いが溢れているか。

コップに1割や2割しか情熱が入っていなければ、
それを上手く伝えた所で相手は見透かされてしまう。

溢れた分だけ相手に伝わる。
それが情熱です。