経営理念浸透ブログ

『居心地がよい会社はダメ?』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

「居心地がよい会社」

というと、
どちらかという“マイナス”な意味で使われます。

特に大きなプレッシャーがなく、
自分の地位が脅かされることなく
安定・安心できる環境であると
“居心地がよい”と言われたりしますね。

上記のような“居心地のよさ”に浸からない様に、
もっと成長できる厳しい環境を用意しないと!と
経営幹部の方は考えたりしますね。

もう一つの“居心地の良さ”として、
「その人がその人らしくいられる」と意味もあります。

以前お会いした経営者は

「組織風土において大事にしていることは、
 その人がその人らしくいられることだ」

言われていました。

私の周りにもいらっしゃるのですが、
職場を離れるととても優しい方、
仕事を離れると思いやりのある方、
がいらっしゃします。

職場外で会っていれば、良き知人。
職場内になると関わりたくない人。

会社に組織人の一人になったり、
役職がついていて職場に戻ると、
「嫌味な人」に変わってしまうことがある。

「会社はプライベート空間ではないのだから、
 役割を演じることは当然。
 嫌味な人になろうが必要悪だ」
という人もいる。

勿論、現実はそういう一面があるのですが、
素の自分ではなく、偽りの自分で
1日8時間、週40時間、演じ切っているのだから、
知らない間に入らぬストレスはあるでしょう。

もし公の場である職場でも、
自分が自分らしくいられる場所であったとすれば…。

それはその人にとって居心地がよく、
最高の場所になるでしょう。

Posted on 2023-03-10 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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