経営理念浸透ブログ
『アルバイトさんの正社員化』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
採用難の状況が続いています。
そうなれば、該当する方がいれば、もし非正規雇用(アルバイト)から
正規雇用(正社員)へ切り替える提案をすることもあるでしょう。
弊社でもそういった打診をすることもありますし、
実施したケースもあります。これはこれで、難しい問題がありますね。
非正規雇用(アルバイト)で入社してきた方は
様々な理由でその働き方を選択しています。
上手く行かなかったケースとしては、
仕事内容は大きく変わる場合。
アルバイト時代と仕事内容が変わる。
具体的には人や物の管理業務をするようになる。
人に指示もするし、指導もする。
仕事の段取りをし、全体の効率化も求められる。
仕事内容が大きく変わる場合、
アルバイト時代には“貢献している”実感があるが、
社員になってから“貢献できていない”自分に気づく。
自分の能力不足に直面し、
プレッシャーになり社員を辞めてしまう場合があります。
もう一つはONとOFF。
正社員になり責任の重さや大きさが変わる。
仕事が休みの時も、仕事のことを考えてしまう。
休みの日であっても、
「明日の段取はどうしようかな?」
「明日はAさんに○○の件を注意・指導しないと…」
「△△の問題はどうしたら解決できるのだろう…」
といったことを頭の中で考えてしまう。
100%仕事を忘れて、プライベートに没頭できず、
頭と心を休ませることができない。
場合によっては、グループラインにて情報が入ってくる。
それが苦痛になって、
正社員を辞めたり辞退する人もいますね。
一部の上層部から見れば、
アルバイトとして優秀ならば、
正社員としても活躍できると思ってしまいます。
しかし本人からすると、聞いていた話とは異なり、
別の世界に映っているかもしれません。
そこにギャップがあれば、
退職・辞退の原因があるかもしれません。
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