こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よし.TV3月号のゲストは、
株式会社マコセエージェンシーの高橋社長。
マコセエージェンシー様は、
フューネラル関連商品の提案や
オリジナル会葬礼状の作成・会葬パネルの作成を
されている会社です。
日本の一年間の葬儀件数は130万件。
会葬礼状の作成件数は13万件。
鹿児島の一企業でありながら、
日本全体の1割の会葬礼状を扱っているそうです。
オリジナル会葬礼状を始めたきっかけは、
創業者のお母様の一言。
「個人的なものではなく、
故人(こじん)への思いや思い出を伝えたかった。
関係者の方への御礼も伝えかった」
これまでの会葬礼状は、
どこも同じようなものばかりでした。
名前を変えているだけで文面は一緒。
礼状が最寄駅のゴミ箱に捨てられているということも
よく見かけたそうです。
「形式ではなく感謝を伝えたい」
私も故人の立場であれば、同じように考えると思います。
でも「しきたり」を変えることまでは、
なかなか考えないですね。
こういうものなんだろう…と受け入れてしまう。
マコセエージェンシー様も
コロナで大きな損害を受けました。
三密を避けるために、
葬儀に人を呼ばなくなった。
そうすると会葬礼状もいらなくなります。
そこで以前から準備をしていた、
デジタル会葬礼状を始めます。
例え参列をされなくても、
「お世話になった方には感謝の言葉を伝えたい」
その思いがサービスになりました。
紙であれデジタルであれ、
オリジナル会葬礼状を作るには、
ご遺族や喪主に直接電話をし、
生前どのような方だったのか、エピソード等を聴く。
ここのヒアリングが全てだといいます。
悲嘆に暮れる方もいるでしょう。
そのような方からお話を聞くのは、
高度な傾聴技術と寄り添う心がないと
できないでしょう。
これを90分で仕上げるという驚異的なスピード。
同業他社もこのスピード感と品質の高さと
競うことは難しいようです。
ご遺族や喪主の心に寄り添う。
そのようなサービスを提供されています。