7月20日は参院選の投票結果。
興味深い結果となりましたね。
さて今回は演説をしている政治家や
メディアに出てくるコメンテーター、
彼・彼女らのコメントについて違和感があります。
少しでも尖ったことを言うと、
一部の世論がピックアップされ、
あたかも多数が言っているように印象操作される。
政治家や著名人に、
「もっと配慮した発言をするべき」
と最もらしい纏め方をするアナウンサー。
どこのコメントを
どのように切り取られるかが分からない。
360度配慮をするコメントが正解らしいです。
360度配慮したコメントって…、
何も主張していないと一緒ですよね。
何を言いたいのかが分かりません。
誤解を恐れずに言うならば、
誰かの心に刺さるコメントとは、
360度配慮からは生まれない。
一部の誰かには不快であっても、
一部の誰かには心の奥底に刺さる。
それでいいし、
それが面白いと思うんです。
しかしオールドメディアで
発言を求められる人は、
世の中に「忖度」したコメントばかり。
公共のメディアに相応しい=
無色透明な意見。
不快なことは言わないことに注力し、
面白いと思えることも言えない
個性的な一面が全く見られない。
これはテレビを見なくなる理由の1つですよね。
企業経営ではダイバーシティの重要性が
言われている。
でもメディアには本当の意味で
多様性はあるのでしょうか?
多様な意見に見えて、
枠からはみ出ない様に
調整されているように見えます。
極端な人、はみ出た人は、
公共のメディアのコメンテーターにも
政治家にもどうやら適さないようです。
放送事故等がもっとあれば
テレビを見る人も増えそうです。