こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

先日A社の山田理事長(仮名)に取材をしました。

一般的には離職率が高い業界と言われていますが、
この会社では業界平均の3分の1程度に抑えられています。

その秘密を他社から聞かれるそうです。

その時に山田理事長は毎回、

「まずは経営者自ら社員の声に耳を傾けることが大事。
 だから個別面談を定期的にしてください」

とアドバイスされるそうです。

個別面談は確かに上手くやれば
一定の効果がありますよね。

ただし多くの企業が2パターンに
なってしまうそうです。

1.忙しい!を理由に面談しない

現場もトップも手が回らない。
ゆっくり面談をしている時間が取れない。

現場からは面談なんかやっている場合ではない
という雰囲気を感じるし、
トップも優先順位が下がりやらなくなってしまう。

2.面談が下手

「社員が何を言っても、まずは聞き役に徹して
 受け止めてください」

このようにアドバイスしても、
話したがりのトップだと黙っていられないそうです。

話したがりならまだマシですが、

「考え方が間違っている」「考えがズレている」
「甘い」「意識が低い」「やる気を出してほしい」

等など、教育的指導まで入ってしまうそうです。

半年に1回の考課面談ならまだしも、
日常の面談で教育的指導たっぷりだと
気持ちが萎えますよね。

そういう会社では、社員の中で

「面談行きたくないな…」
「今日面談あるよ。最悪な日だ!」

等と、噂になっているそうです。

忙しいを理由に面談をサボっていませんか?

あなたの面談は部下に喜ばれていますか?