こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
大企業でこれ以上の出世は見込めない。
やりたい仕事もこの先できそうにない——。
そんな理由から、
Aさんはベンチャー企業への転職を決意しました。
一方でベンチャー側も、
成長を加速させるために即戦力がほしい。
「大企業出身なら歓迎」と考える経営者Bさん。
こうして両者のニーズは合致し、転職は成立します。
しかし、実際に入社してから“うまくいかない”ケースは
意外と多いのです。
理由はシンプル。
大企業とベンチャーでは、
文化も常識もまったく違うから。
両方を経験したことがある人なら、
痛いほど分かるはずです。
■裁量を求めすぎる落とし穴
大企業出身の転職者がよく口にするのが、
「自分の経験を評価してくれたんだから、
もっと裁量権がほしい」
という不満。
しかしこれは順番が逆です。
裁量のある仕事が欲しいなら、
まずは目の前の仕事で結果を出すこと。
結果が信頼を生み、信頼が裁量を生みます。
これはベンチャーでも大企業でも同じです。
■「前の会社では…」は禁句中の禁句
もっと厄介なのは、
「前の会社では○○だった」
「ちゃんとした会社なら○○している」
と、過去の常識を持ち出して批判するパターン。
もちろん経営者は改善点に気づいています。
ただし、ベンチャーではこう思われています。
「あなた、評論家ですか?
問題だと思うなら、まず自分が動いてください。」
ベンチャーで求められるのは、
指摘ではなく“行動”です。
■役割の線引きは意味がない
「私の役割は○○なので、それ以外は範疇外です」
という姿勢もベンチャーでは通用しません。
なぜなら、
成長のためにスピーディに
課題を解決することが最優先だから。
極端に言えば、誰がやってもいい。
私が知っているベンチャーでは、人事に頼らず、
営業部が自主的に採用活動を行っていました。
■本当に優秀な人材とは?
大企業の常識はベンチャーの常識ではありません。
ですが、本当に優秀な人材は
環境に合わせて“自分を進化”させられる人です。
どこに行っても、しっかり適応し、成果を出せる。
結局それが、キャリアの価値を決めるのです。