こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

先日、経営者Dさまとお話をする機会がありました。

Dさんの事業展開はスピード感があります。
リスクを負いながらも攻める経営を貫く。

業界の中でも異質な存在として知られています。

私から見て、Dさんの『挑戦』のルーツが
どこからきているのだろう…、
と不思議に思いました。

Dさんに

「どうしてそこまで挑戦を止めないのですか?」

とお聞きしました。

こんな回答が返ってきました。

「私は挑戦をしないことは罪だと思っています。
 東北の震災で私は友人を亡くした。

 人間はいつ死ぬか、本当にわからないと感じた。
 
 彼らはもっとやりたかったことがあるはず。
 挑戦したかったことがあるはず。
 彼らは、もう挑戦したくてもできない。
 
 少なくても生きていれば、
 私たちは挑戦できる権利を持っている。

 だから彼らのことを思えば、
 挑戦しないことは罪だと思っています」

何のために挑戦するのか…。

自分のために挑戦するならば、
どこかで挑戦を止めるかもしれない。

でも誰かのための挑戦ならば、
目的を達成するまでは挑戦を止められない。

何となく過ごした今日1日は、
誰かが生きたかった1日かもしれない。

『挑戦しないことは罪』

忘れずに胸に刻んでおきたい。