こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
自民党総裁選が10月4日に行われ、
高市早苗・前経済安保相が第29代総裁に選出されました。
選出後の挨拶で自民党議員に対し
「馬車馬のように働いていただきます」と呼びかける。
さらに「私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます」
「働いて、働いて、働いて、働いて、働いて参ります」と発言。
ワーク・ライフ・バランスを尊重する働き方を進める中、
時代と逆行する発言に批判が相次いでいるそうです。
皆さんはこの批判についてどう思いますか?
これまでの自民党への評価や支持率、
話の文脈を考えれば、私は何ら違和感がないのですが…。
「ワーク・ライフ・バランスを重視して、
政治家の仕事を遂行します」
とでも言ったらよかったのでしょうか。
本気度が全く伝わりませんね。
国会中継が流れた時に、
昼寝をしているような議員を見つけると
腹立たしく思う人もいるでしょう。
今現在の自民党の見られ方を考えれば、
馬車馬のように働いてでも結果を出そうとする
姿勢が政治家には求められる。
所信表明だからこそ、決意を伝えなければならない。
人の心に残るメッセージにするべきです。
心に残るメッセージは焦点化されているので、
誤解を生むような表現にも聞こえる。
言葉尻に目くじらを立てすぎでは?と
思う今日この頃です。
何でそこまで話を大ごとにしたがるのか…。
リーダーだからこそ、言葉選びに慎重になるべきだという
意見も分からなくもない。
しかしそれを求めるからこそ、
リーダーのメッセージがどんどん陳腐化している。
尖るような発信がなくなっていく。
「日本人ファースト」もそうですが、
誤解を受けて批判をされるにせよ、
力強いメッセージを発信しなければいけない時が
あると思います。