こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

嘘つきは泥棒の始まりではなく、
嘘つきは社長の始まりです。

ひふみ投信の藤野氏は、
書籍内でこのように言っています。

「黒い嘘と白い嘘がある。
 
 そもそも可能性がないのにできます!と
 答えるのは黒い嘘。

 すでに起きた事実の虚飾も黒い嘘。

 一方白い嘘とは、確実でなくても断言できるできること。
 
 “この事業が世界を変える”“社員を絶対に幸せにする”など。
 
 覚悟を決めて断言できること。

 プロポーズを思い出してください。

 3人に1組が離婚する今日。その現実的な数字から正直に

 “あなたを幸せにできる可能性は高いです”

  と言ったら女性側はどう思うか?

  “幸せにする”と言ってほしいはず」

元カルビーの松本社長は
「経営者はホラを吹け!」と言っていますね。

上記の「白い嘘」も「ホラを吹く」ことも、
共通していることは、目指すレベルが高いこと。

だから今の段階では実現可能性は低い。

でもそうしたい!と強く思っていること、
長い年月をかけても、そこまでたどり着くという気持ちに
嘘はないわけです。

社長がホラを吹く。

その時に2つのタイプの社員がいます。

1.この社長は頭がおかしくなった。
  この人にはついていけない。

2.おかしなことを言う社長だな。
  いや!面白いことを言う社長だ。
  騙されたと思って一緒にやりたい。

2のように思っている人が数年後、
意外と経営幹部になっていたりするんですよね。