こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

多くの会社では、
創業者と二代目社長はタイプが異なります。

そして二代目社長と三代目社長もタイプが異なります。

ある会社で4代目の社長は、

「先代が生業を始め、
 二代目が商品開発をし、
 三代目が営業で全国へ販路を広げた。
 そして四代目の私が海外へ展開をした」

といったことを言われていました。

つまり4代とも持っている強みもタイプも
異なるということです。

「4代ともタイプが違ったから、
 今日まで上手くいっている。
 同じタイプの社長が継承していたら
 今の会社はないかもしれない」

ともおっしゃっていました。

100年というスパンでみれば、
4代それぞれの役割があったのかもしれませんね。

4代に渡って共通に受け継がれているものもあります。

「最高品質以外は顧客へ提供しない」

ということです。

これは今もなお引き継がれているようです。

事業継承する際、
違うタイプ経営者が継承したほうが
会社が違う次元にいくことができると思います。

でも根底に流れている「価値観」は一緒なんです。

異ならない価値観を持ち
異なるタイプの経営者に引き継ぐ。

タイプの違う経営者を見ると、
以前の社長と違う!と表面だけみて
判断してしまいがちです。

でも根底の理念が一致しているならば、
手法は変わってもいいと思いませんか。