こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

Aさんは人を動かすことに苦手意識を持っています。

上司からは

「お前の伝え方には情熱がない」

と言われて、伝え方の勉強をしていました。

勉強して上達したかといえば、
何も改善の兆しが見えません。

根本的にアプローチが違っているのかもしれません。

人を動かすために「伝え方」を変えるということは
1つの手法です。

「信頼」と「理論」と「熱意」がないと
人は動いてくれません。

何かがかけても相手は心から動いてくれません。

特にこの中で最も難しいのが「熱意(情熱)」です。

どうすれば情熱的に見えるか?と研究しても
答えは見つかりません。

F社の社長がこんなことを言ってました。

「情熱とはコップから溢れた分しか伝わらない。
 臨界点を超えないと波及しない。
 溢れるほどの思いがなければ、
 それは情熱とは言わない。
 言い方を変えれば“余熱”だ」

そのお話に共感しました。

情熱とは、伝え方が本質的な問題ではありません。

日常の行動そのものから、思いが溢れているか。

コップに1割や2割しか情熱が入っていなければ、
それを上手く伝えた所で相手は見透かされてしまう。

溢れた分だけ相手に伝わる。
それが情熱です。