こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

十方よし.TV10月号のゲストは、
株式会社山翠舎の山上社長でした。

『捨てる物からビジネスを作る』も出版されています。

古木や古民家を軸にして、
全方よしの経営をされています。

古木とは、基本的に戦前に建てられた家屋の木材で
所在が明らかな材を指しているそうです。

そのためどこの家屋で使われていたかが分かります。
いわゆる一般的な古い木材とは全く異なるそうです。

実際に施工事例も拝見しました。

なかなか使用用途が見つからず、困っていた蔵。
そこの天井には、何十年も前の立派な梁があります。

提供しているパン等はもちろん美味しいのですが、
古木のある空間には不思議な力があります。

温もりと安らぎを感じさせてくれ、
どこか懐かしく、気持ちを落ち着かせてくれます。

人から人へ代々、引き継がれてきた古木。
それぞれにストーリーが宿っており、
自然と人が集まってしまうのでしょう。

これだけ価値があるものなのに、
過去には廃棄されてきた現実がある。
書籍のタイトルの通り、“捨てられてきたもの”です。

それが再び、息を吹き返し価値を提供している。

ぜひお近くの店舗や施設等で、
実物をご覧になってください。