こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

前回に引き続き、
十方よし.TVの4月号のゲスト、
パン・アキモトの秋元会長のお話です。

美味しく食べられ、5年の保存ができるパンの缶詰めを
開発したパン・アキモトさん。

「救缶鳥プロジェクト」というものを始めました。

この取り組みは、テレビや雑誌だけでなく、
子供が学校で学ぶ英語や市民科の教科書の中にも
取り上げられています。

それはこういった仕組みです。

学校や自治体、企業がパンの缶詰めを購入。
約5年の賞味期限があり、希望があれば約4年後に
無料で回収してくれます。

回収したパンの缶詰めをNGO等にコンテナで送られ、
飢餓や災害で苦しむ人々へ、食料として届けられます。

過去には、ベトナムやケニア、ウクライナ、
能登半島にも送られています。

国内でパンを回収する物流コスト、
海外に輸送する物流コストについても、
協力企業の支援により、割安に抑えられているそうです。

5年経てば、賞味期限が来るので、
パンの缶詰めを再購入しなければなりません。

少し早めにパンの缶詰めを切り上げることで、
困っている人の力になることができる。

企業の社会貢献にも繋がる活動です。

受け取った方も、安心・安全でおいしいパンを
食べることができる。

さらに「救缶鳥」は義援先の方へ、
メッセージを書きこむことができます。

受け取った方は温かい気持ちになれますし、
送る側も国内・国外への貧困や災害にも目を向ける
教育の機会となるでしょう。

パンの缶詰めを開発して満足せず、
好循環をさせる仕組みまで考えた秋元会長には
本当に感服致します。

誰もが幸せになる仕組み。

このような製品・商品がこれからますます
生まれてくることを願います。