経営理念浸透ブログ
『傾聴は始まりであり、終わりではない』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
新しくリーダーに赴任した際は、
「メンバー個々の意見に耳を傾けたいと思う」
と抱負を語る方が見受けられます。
とても大事なことですね。
現場の意見が届いていないならば、なおさらです。
現場最前線の声に耳を傾けることによって、
現場改善のポイントや今後の経営方針が
見えてくるかもしれません。
岸田新総理もノートを片手に
「国民の声に耳を傾ける」と話されていました。
傾聴してくれるリーダーに
不快感を抱くことはありません。
ただし耳を傾ける時に、
声の大きな人に引っ張られないか…。
スタッフの中にも、影響力を持つ人がいますね。
その人物に気をつかってか、
特定の意見ばかりを採用してしまう。
判断軸がよくぶれてしまうリーダーほど、
様々なスタッフの声を聴きますが、
最終的には声が大きな人の意見に
引っ張られてしまうということを見かけます。
この場合、傾聴したところで
スタッフの不満は消えないでしょう。
そして聴くだけではなく、
結論=意思決定をすること。
結論を出す=意思決定することができなければ
リーダーというポジションはそもそも必要ない。
「傾聴」は始まりであり、終わりではない。
それを肝に銘じておきたい所です。
Posted on 2021-11-05 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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