経営理念浸透ブログ
『お金を払う人は偉いのか?』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
日常の生活の中でも、ビジネスにおいても
商品・製品を売る人と買う人がいます。
売り手と買い手。
「お金を支払う側=買い手」
どうしても買い手の方が力を持ちやすいですね。
「お金を払っているんだから、
このくらいやってもらって当然」
という思考になります。
あまりにもギャップがあれば、
クレームになることも。
しかし私の知り合い経営者のⅠさん。
この方は、
お金を支払っている側(買い手側)なのに、
売り手をおもてなしする姿勢を貫かれています。
どうしてそこまで「謙虚さ」をお持ちなんだろう…
とさえ、思ってしまうほどでした。
「松本さん、もちろん買い手は弊社。
でも取引先から、あの会社と付き合ってよかった。
数ある取引先の中から、
あの会社とのご縁は大事にしたい。
あの会社の要望ならが直ぐに取り掛かろう。
弊社とお付き合いがある会社には、
先方にも売上以外の何か。
メリットを感じてもらいたい」
とお話されていました。
一業者、一下請けのように扱われるのか。
大事な頼りになるパートナーとして扱われるのか。
取引先の社員も経営者も人間です。
「この会社のために…」
と思う人もいるでしょう。
すると金額以上のことで恩返しないといけないと
いっそうやる気になることもある。
私もI社長の姿勢から学ぶ必要がありそうです。
大金であればあるほど、
これだけ支払っているのに…と
ワガママも言いたくなる。
お金を払う側が偉いではなく、
「この会社のために…」と
思われるような態度や姿勢が自分にはあるか。
反省したいと思います。
Posted on 2024-08-22 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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