経営理念浸透ブログ
『さかなクンは○○と言いました』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
東京海洋大学客員教授であり、
お魚大好きなさかなクン。
テレビ等でも見る機会がありますね。
さかなクンが以前、発信していたコメントで
共感したことものがあります。
要約すると
「メジナは広い海の中で仲良く群れて泳いでいるが、
せまい水槽に一緒に入れたら、
1匹を仲間はずれにして攻撃し始める。
怪我して可哀そうだから、その魚を別の水槽に入れた。
すると、残ったメジナは別の1匹をいじめ始めた。
助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきた。
いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子が表れた。
広い海の中ならこんなことはない。
小さな世界に閉じ込めると、なぜかいじめが始まる。
同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士なのに」
学校や職場、あらゆる組織でも
メジナと同じような現象が起きることがありますね。
狭い世界(=狭い職場)にいると、
同じ職場の人のことを「ああだ!こうだ!」と言い出す。
外部から見たら対した事ではないのに、
他人への批判や不満が止まらない。
これって狭い世界に居ることが
居心地がよく、安住しているか?とも思います。
視点や関心が組織内部しか目が向いていないと、
顧客やパートナーの支持・信頼は得られないですよね。
広い海ではメジナは、協力しあえるようです。
外的から身を守るために
仲間同士の違いを受け入れ、
一致団結しているからでしょう。
A社の人事部の方は、
「あまり暇になると、人の欠点を探すんだよね。
他人の批判・不満を止めない人は、暇なんだよ。
適度に忙しかったり、夢中になっているものがあれば、
そんなことをしている時間はない」
とも言っていました。
広い海では「暇」という状態はなく、
適度に緊張感があるのかもしれません。
職員全員がどこを向いて仕事をしているのか。
狭い世界ではなく、
広い世界に目を向けているのか。
現状を確認してみましょう。
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