経営理念浸透ブログ
『もうだめだ!という時に知恵を絞り出す』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よしTV1月号にはでんかのヤマグチで有名な
山口社長にお越しいただきました。
TVなどでしばしば取り上げられています。
東京都町田市にお店を構えて、
地域密着型経営を展開されています。
近隣の大手量販店6店舗に囲まれる環境の中、
23期連続黒字という結果を残されています。
大手量販店の2倍の値段でも
ヤマグチさんからテレビを購入されている人もいます。
会員となっているお客様をとことんエコヒイキし、
お客様が困っていることがあれば、何でもやる精神。
スーパーまで買いに行くのが面倒な老人がいれば、
代わりに買い物に行き、
足が悪くてゴミ出しが難しい人がいれば、
代わりに家庭のゴミを出してあげる。
これらは「裏サービス」と呼ばれています。
そういった日頃の地道な活動があるからこそ、
値下げ競争に巻き込まれないのでしょう。
今となっては、
これらはヤマグチさんの“ごく普通”のスタイルに
なっています。
当時は大手量販店が近くに進出してくるという噂を聞き、
山口社長は毎晩寝られなかったといいます。
「身内だけでやっている街の電気屋さん規模ならば、
細々とやっていったはずです。
しかし従業員が30名近くいた。
細々とやるには規模が大きすぎた。
なんでこんな中途半端な規模なんだと恨んだこともある。
社員を解雇することだけはしたくなかった。
どうしたら守れるかを必死になって考えた」
と山口社長はおっしゃっていました。
今のヤマグチさんのスタイルは、
待ったなし!の追い込まれた環境の中で、
知恵を絞り、腹をくくった戦略だったのです。
環境が悪いからこそ、知恵を絞り切る。
コロナ下に置かれた多くの企業に共通していることです。
Posted on 2021-01-14 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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