経営理念浸透ブログ
『ゆとり・さとり世代が管理職になることが不安』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
多様性の一つは若者対応です。
彼・彼女らをどのようにマネジメントするのか、
というテーマで研修をやることがあります。
とくにミレニアル世代といわれる近年は、
掴みどころがなく、切実に困っている企業が増えてきました。
時流と個に合わせてリーダーの振る舞いを
変えるのは当然ですが
「上司側が変わる=部下を甘えさせる」
という思い込みは、なかなか変わりません。
苦労するので
「責任取りたくない」と思う。
お金を稼ぐより
「家でまったりしたい」と思う。
SNS村社会で生きて彼・彼女からすれば
「出る杭にはなりたくない」と思う。
そう考えるミレニアル世代が増えています。
この世代が管理職(=リーダー)に
なっていったらどうなるのか?と
ある役員の方は危惧していました。
私達も上の世代から見れば、
「甘い」し「働かない」世代なので、
どうにかなっていると楽観的に
見ることもできます。
ただリーダーになりたくない人が
増えているのは事実。
逆言えば、今後の継続的に伸びていく企業は
「リーダーになりたい」
と思える体制・風土づくりであり、
「リーダー育成」が上手な会社になりますよね。
そして全員がリーダーになること、
なりたがることは現実的ではない。
そうなると若手の選抜教育(=リーダー候補)は、
今後必須になってくるのではないでしょうか。
新入社員で入ってくる4月の時点で
初任給に差をつけている企業も珍しくありません。
今まで以上にリーダー志向の人材を重宝し、
平等ではなく、えこひいきしていく割り切りが
企業には必要になってくると思います。
Posted on 2019-04-12 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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