経営理念浸透ブログ
『アンダーラインを決める』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
会社経営、組織運営をしていると
様々な場面で意思決定を求められます。
ただし状況を飲み込まれ、
判断基準がブレてしまうことがあります。
ですから皆さんにお勧めしたいのが
アンダーライン(=妥協ライン)を決めるということです。
私の会社を例にあげると、
アルバイトや社員採用時にアンダーラインを決めます。
人材不足に陥ると、
誰もいいから採用になってしまいがちです。
どれだけ人員が苦しくても、
アンダーラインを下回ったスタッフの
採用は見送ります。
自分を偽って採用した方が、
社内で問題を色々起こしてしまい、
かえって疲弊困憊することがありました。
ですのでアンダーライン(=妥協ライン)を死守します。
お客様に対しても同様です。
価格条件が合わなければ、
ご縁がなかったと見送ります。
忙しい割には全く利益が残らない状態に陥ります。
また仮に条件がよかったとしても、
約束を数回すっ飛ばしてしまう経営者もいたのですが、
こちらも契約をストップすることに。
だましだまし仕事を続けても
よい関係は築けないでしょう。
店舗を構えているサービス業では、
不良客という方が一定数紛れます。
アンダーライン以下のお客様には
来店をしていただかないようにすることは
良いお客様を守る上でも必要です。
部下指導でも同様。
アンダーラインを下回ったら、
真剣に注意をします。
それまでは静観します。
アンダーラインを下回ったら、
行動管理を始めますが、
それまでは任せます。
どこまでの妥協を許し、
どこからの妥協は許さないか。
アンダーライン(=妥協)の基準を持つこと。
基準に基づいて意思決定し、
行動することが必要ですね。
Posted on 2024-02-19 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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