経営理念浸透ブログ
『コンサルタントとして大切なことは京セラで学んだ Part2』
前回は「数字は慣れ」というお話でした。
今回は第2回目です。
部長の役割って何でしょう?
課長の役割って何でしょう?
この問いに応えるだけで1日の研修ができてしまいますね。
上司の役割とは何でしょうか?
当時の上司は私に向かってこう話してくれていました。
上司の役割。それは…
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部下に飯を食わせること
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飯を食わせるには2つの意味があります。
1つ目は、まずは「自部門を黒字化する」。
そして「業績を上げる」ことです。
黒字化しなければそもそも部内メンバーの生活が成り立ちません。
赤字部門は悪。必ず上司は黒字化させ、業績を上げて潤わせ、
自分の所帯くらいは食わせる状態にすること。
2つ目は言葉通り「部下に飯をおごる」ということです。
当時は月2万円分くらいは、
上司に飯をご馳走になっていました。
年間にすると結構な額ですね。
食事の時間を年間計算したら相当な時間です。
本当にありがたいことです。
不思議ですけど食事の時は無防備なので、
職場では話せないようなことも
いつの間にか話せていたように思います。
今では私も部下に飯をよく奢っています。
先日も「今回はお代を自分で出しますんで」と言っていました。
私がお金にケチであるとか、ケチでないとか、
そういうことではないんです。
私がずっとそのようにしてきてもらったから、
上司とは自然とそうするもんだと思っているだけです。
「恩返し」ではなく「恩送り」ですね。
今は部下という立場であっても、
5年後には一つの部署を束ねる立場になるでしょう。
その時に飯を食わせるリーダーになってくれていたら
嬉しいなと思います。
「恩返し」はいらないので、「恩送り」してくれれば。
これはコンサルティング現場でも同様。
クライアント先の部長・課長・店長にも
同じようなことを求めています。
飯を食わせるリーダーになること。
つまり「業績を上げること」と「部下の胃袋を満たすこと」です。
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