経営理念浸透ブログ

『ハイパフォーマーだけどパワハラ上司』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

多くの会社がリスク監理の視点で
ハラスメント研修を導入し始めています。

ただ人事担当者の話を聴くと、

「パワハラすれすれの人ほど、重要度を理解していない。
 自分は該当しないと思っている」

「自分も同様に過去、この程度の指導を受けてきた。
 だから問題ないという人がいる」

「自分だけでなく、他の人もこの程度の指導をやっている。
 だから自分がパワハラのはずがないという人がいる」

と言われていました。

たしかに世の中には「○○ハラスメント」という言葉が溢れ、
より強者側の方が自粛モードです。

行き過ぎかなと思うこともあります。

でも世の中の流れは完全に変わりました。

学校教員のハラスメント。
サッカー監督のハラスメント。
経営者のハラスメント

ニュースネタのカテゴリーの一つです。

どれだけ優秀な成績を収めている人であっても、
パワハラと認定されれば、会社は個人を守れません。
規則に則り処理するしかありません。

ハイパフォーマーの一部には、

「自分は会社内でそれなりの成果を出している。
 だから会社も自分には強く言えない」

と思っている方もいます。

成果を出してるから、
少しくらいパワハラをしていい、
なんてことはありません。

当然ながら、パワハラなどすることなく、
成果を出すことがリーダーには求められています。

「チームの成果とパワハラは矛盾しない」

という考え方にリセットしないと
リーダーの言動は変わらないでしょう。

油断しているハイパフォーマーの皆さん。
大事になる前に気づいて改善してください。
もう既にアラートが出ているはずです。

Posted on 2019-10-23 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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