経営理念浸透ブログ
『“ピンチはチャンス”は本当?』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
コロナとどのように付き合っていくか、
会社を経営をされている方は死活問題です。
昔から「ピンチはチャンス」と言う方がいます。
すごくポジティブな考え方ですね。
なんとか商機を見出そうとする姿勢は
とても大切だと思います。
そんなにポジティブ思考ではない私は、
「ピンチはチャンス」という言葉が
今も昔もしっくりきません。
「チャンスだ!」と無理やりポジティブ思考で
自分を騙そうとしている気がするからです。
どちらかと言えば
「ピンチは自分を変えるとき」
というほうが納得できるんです。
話は変わります。
ロックダウンにより工場が稼働しなかったり、
車の移動がないことで、
世界中の空気が綺麗になっていました。
中国、イタリア、スペイン、フランスなどの一部の都市では、
これまで大気が常に霧のようなものに包まれていました。
アメリカのある都市では交通渋滞がなくなり、
上空が綺麗になった写真も公開されていました。
世界で最悪レベルの大気汚染が進むインドでは、
過去20年で最良の状態だそうです。
インドのガンジス川もありえないほど
綺麗になったというニュースもあります。
不幸にも人間が自粛をすればするほど、
地球は綺麗になっていく。
本来の姿に戻っていきます。
私達は、ここまで地球を汚す生物だったんだと
再認識しますね。
地球を綺麗にするために、
「このまま自粛をしましょう!」と
いうことではありません。
「結果」には必ず「原因」がある。
悪しき結果が目の前で起きているならば、
知らない間に、悪しき原因を作り出して
いるかもしれません。
ピンチに遭遇したら一度立ち止まる。
そして自分を棚卸して、しばし深く省みる。
ときには自己否定も必要でしょう。
それを経て自分を変えることができる。
今回のピンチをきっかけに、
大袈裟な言い方をすれば、
生まれ変わることができるか?
大きく変わることができるか?
ピンチはそれを試しているのでは?
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