経営理念浸透ブログ
『人が集まる会社は“360度採用”』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
以前は業績不振から収益体質の強化のために
人員整理をするのが通常でした。
しかし近年は、好業績でも人員削減に踏み切る
「先行型」の企業が見られるようになりました。
一方では人員不足で悩む企業がありながら、
一方では過剰人員で人を整理する企業があります。
今回は、人員整理がいいとか悪いとか、
是非を問いたいというわけではありません。
概ね中小企業は人員不足に悩む傾向があるかと思います。
こんな情勢であっても、
人が自然と集まってくる会社もあります。
1 現社員が知りあいを連れて来て社員になる
2 お客様が社員になる
3 取引先が社員になる
1・2・3は通常の採用活動とは異なるかと思います。
<Aさんの声>
「私はお客さんとしてこのお店のよく来ていたの。
ここで働いている子はみんな感じのよい子ばかり。
親切な子が多いのよ。雰囲気がいいし。
楽しそうに仕事をしていた。
年齢的な制限がなければ、私もここで働きたいと思ったの」
<Bさんの声>
「システムエンジアとしてこの会社に出入りしていました。
月に数回足を運ばせてもらいました。
何度も来ていると職場の“日常”の姿が見えるじゃないですか。
なんでこの会社は居心地がいいんだろう…。
社長を中心に一体感があるんだろう…。
途中から私もこの会社の一社員のような感覚になっていきました。
先々面白いビジョンも掲げている。
そこで転職したいと申し出たんです。
システム会社の社長は最初は反対してましたが、
自分の思いを理解してくれて、最後は応援してくれました。
入社が決まった後、現社長はシステム会社の社長に挨拶に行き、
しこりが残らないように尽力してくれました」
元お客様が社員になる。
それは顧客の立場で魅力を感じたから。
元取引先が社員になる。
それは一緒に仕事を進めるパートナーとして魅力を感じたから。
360度、どこから見られてもいい会社。
たぶんそういう会社には、これからも人が集まってきます。
しかも理念に共感した人が入社してきやすい。
皆さんの会社は、
お客様から見て入社したい会社ですか?
取引先から見て入社したい会社ですか?
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