経営理念浸透ブログ

『人事制度が必要ない会社』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

 

先日、15名程度の社員を率いる
サービス業経営者のAさんと面談をしました。

Aさんの面談内容は、

「従業員が少しずつ増えてきて、
 人事制度が必要なのではないか。
 そろそろ整備しておいてもよいかもしれない」と。

従業員の数が一定数超えると、
人事評価制度を構築したいという声は
よく出てきます。

しかしA社長が本当に必要と
感じているようには見えませんでした。

従業員さんからそのような要望も
特に出ていないとのこと。

(松本)
「私がこんなことを言うのも奇妙ですけど…。
 別に人事制度はなくてもいいのではないですか?
 一般的にそろそろと言われているから、
 作ろうとしなくてもいいと思いますよ。

 人事制度があった時のメリットもありますが、
 デメリットもあります。仕組みを作っても、
 人が人を評価するわけですから…。
 運用面で時間も取られます」

(A社長)
「そんなこと言って大丈夫ですか?(笑)」

(松本)
「御社が目指している経営方針と
 世の中で見聞きする人事制度が
 なかなか接続しないので、
 違和感があるのでは?」

(A社長)
「それなんです。
 私が尊敬している経営者の話を聞いても、
 人事制度に特徴があるわけでもない。
 何か特別な評価されていますか?と聞くと、
 “別にない”と回答される。
 人事制度に秘密があるわけでもないように思います」

(松本)
「A社長が理想する会社は人事制度があるから
 作れるわけではなさそうですね。
 他に優先することがあるかもしれませんね。
 評価制度は作らなくても、御社の社風でしたら、
 フィードバックしあえる仕組みはあっても
 よいと思います。
 評価でなく、承認しあえる仕組みのみ」

 

(A社長)
「そちらの方がしっくりきますね。
 背伸びをしようとしていたのかもしれません」

こんなやりとりがありました。

私がこの話をするのも変な話ですが、

・そもそも人事制度は必要なのか?
 実はなくても問題ないかもしれない。

・必要であっても簡易的なもので十分か?

・経営方針と人事制度が本当に一致しているか?

という「そもそも論」に立ち返ってみることも
必要かと思います。

経営には人事制度に限らず、
“一般的に必要だ”と言われて事が
多数あります。

それを疑ってみましょう。

Posted on 2025-03-26 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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