経営理念浸透ブログ
『今だに進化しない飲み会のマナー PART2』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
前回、飲み会のマナーについて触れました。
お酒の注ぎ方、お酒の作り方にまで
マナーとするか…という話でした。
もう一つ、私が新入社員時代、
苦手なことの一つが
偉い役員さんに挨拶に行くという社交辞令でした。
「面倒だな…」と思って、
存在感を消して食事をしていると、
上司が歩み寄ってきて、
「A役員にお酒を注ぎにいって挨拶してこい」
と指示されます。
A役員の所には、私と同じように
「挨拶に行け」と指令を受けた新人が行列になっています。
注ぐビール瓶を片手に持ちながら、
前の新人の話が終わるまで、ぼおっと待っているのです。
ジャニーズのようなファン行列ではありません。
社交辞令の行列です。
かわいげのない私は、
ビールを注ぎ一言二言話をして、
すぐに退散していました。
「なかなか話す機会がないのだから、
もっとアピールしないとダメだろう」
と毎回のように上司から注意を受けましたが、
気がのりませんでした。
媚びを売るのが目的のようで
そのしきたりには馴染めませんでした。
組織とはこういうものか…、
上司に好かれないといけないのか…、
こんなどうでもいいことをやらないといけないのか…、
と当時はモヤモヤしていたこと覚えています。
上記のようなことがビジネスマナーだと
教えることが一般的でしょうか。
世の中にはいろんな会社があります。
ある中小企業の経営者は、
飲み会で自分からビールを片手に持って、
社員のもとに飛び込んでいきます。
社員が行列を作るのではなく、
社長が動き回るのです。
たぶん事前に情報が入っているのかもしれません。
「〇〇さんは最近元気がない。
モチベーションが下がっている」
そういう方ほど、自分から社長に挨拶に行くという
行為は、少しハードルが高いかもしれません。
顧客への素晴らしい対応をしていても、
アピール下手な社員もいます。
そういう社員の所に行き、
「●●ということを先日お客様にしたと聞いたよ。
素晴らしいね」
と褒めていたりもしました。
私は飲み会であちこちのテーブルへ動き回る社長の姿が
カッコよく見えました。
一般的なビジネスマナーとしては、NGかもしれません。
そもそも会社の飲み会の目的って何でしょう?
ビールの注ぎ方を習得させたいという目的ならば、
マナーに準ずればよいですが…。
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