経営理念浸透ブログ
『会社の成長には多様性がない』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
「多様性」というと、
様々なバックグラウンドを持つ人材を
組織の中でどのように活かすか?という話になります。
個人の成長においても「多様性」が
見られるようになってきました。
階層を下から順番に昇格していくもよし、
専門性をさらに磨くもよし、
副業を通じて別分野の経験をするもよし。
上記のように個人の成長において
「多様性」が認められるようになってきました。
ただし会社の成長においてはいかがでしょうか?
相変わらず、
前年比○○%アップの右肩上がりの成長がよしとされる。
または「わずか3年間で売上10倍」という
急成長・拡大がよしとされる。
それをすごい!ともてはやしすぎてしまう。
どこの市場でビジネスをしていくかで、
概ね売上の上限は決まってしまいます。
ですので成熟市場では、
現実的に考えて何倍もの売上拡大は不可能です。
人口が減る、消費者が減る中で、
前年と同様の売上ならば、大健闘かもしれません。
成長=量と捉えて、量の成績表が主になってしまう。
そこに疑問を持ってもいいのではないでしょうか?
質の成長がもっと評価されてもいい。
会社の成長にも「多様性」があっていい。
自社の成長とは何か、自社で再定義できればいいと思います。
Posted on 2022-06-26 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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