経営理念浸透ブログ

『信念の作り方』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

東京オリンピックを最後に引退を表明した
マラソンランナーである大迫傑選手。

以前から彼の発言一つ一つが気になっていました。

実業団からアメリカに練習の場を
移すことは当時は稀な選択。

「どうせ上手くいかない」

と周囲からも言われたそうです。

家族と離れてケニアで長期合宿をし
トップランナーと高地トレーニングをして
自分を追い込む。

どうしたら強くなれるか…。

自分で考えて、自分で結論を出しているようでした。

日本記録を作った大迫選手ですが、
中学時代に挫折を経験。

先生から与えられたメニューを従順に
こなしていたが1位になれなかった。

その時に悔し涙を流し、
「1位になるための練習をしたい」
と顧問の先生に自分の気持ちを
打ち明けたそうです。

勝つための練習を自分で考えて、
自分で実行する。

この基礎ができたのはこの時期なのかもしれません。

大迫選手を知る知人からは
「彼には信念がある。ぶれることがない」
と言われていました。

私は「信念はみんな持っている」と思っています。
ただ軸の太さは人それぞれです。

大迫選手を見ていると、

他人からどう言われるか、
他人からどう見られるかではなく、
自分がどうしたいか。

自分で考えて、自分で行動を選択する。

トライ&エラーを繰り返す。
そしてどんな結果だったとしても
周りのせいにせず自己責任と捉える。

それを繰り返すことが
信念を太くすることに繋がっているのではないか?と
思います。

逆に言えば、私たちは日頃、
他人からどう言われるか、
他人からどう見られるかを気にしすぎている。

自分で意思決定しているようで、
実は周囲の空気や圧力で意思決定させられている。

だから何年経っても信念という軸が
太くなることがない。

大迫選手から信念の作り方を学びました。

Posted on 2021-10-24 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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