経営理念浸透ブログ
『儲けることと社会貢献は両立できる その3』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
“ソーシャルビジネス”とは聞こえはいいですが、
事業として成り立たせるには
難易度が高いと感じます。
もちろんたくさんの失敗をされているそうですが、
ボーダレス・ジャパン様は、
なぜ成功させることができるのか…。
それは徹底的に
「リスクを引き受ける」
という姿勢だと感じます。
ミャンマーのリンレイ村で
葉巻たばこ栽培からハーブ栽培に
切り替えるという提案をする。
とはいえ誰も信じないですよね。
葉巻たばこ栽培で生活を成り立たせているわけですから。
買取業者から安く買い取られる。
葉っぱが虫に食われないように
大量の農薬をまく。
すると土壌はどんどん悪化。
以前使っていた農薬が効かなくなっていき、
追加で農薬をまく。
するとコストがさらに膨らみ、
生活が悪化していきます。
ボーダレス・ジャパン様は、
適正な値段でハーブを買取する契約をする。
質のいいハーブが育つように、
お金を払って現地の土地を借りて、
1年間のテスト栽培を繰り返す。
仲買人に借金漬けにされている人もいるそうです。
借金の立替をして手を引いてもらうこともある。
そこまでではない人もいる。
低利子融資にして収穫したハーブの収穫から
少しずつ返済してもらう人もいる。
田口社長は、
「借金漬けの状態でハーブに投資してくださいと
言ってもできるわけがないです」
と言われていました。
現地で産業を創り、産業を根付かるために、
ほぼ100%に近いリスクを
ボーダレス・ジャパン様が背負っているわけです。
「なぜそこまでリスクを追うのですか?」
とお聞きすると
「それが当社のミッションだからです」
と言われていました。
憧れや善意だけでは、
ソーシャルビジネスはできない。
ミッションに沿ってリスクを追う覚悟と
理想の社会を創りたいという同志の存在が
必要なのだと再確認しました。
☆ボーダレス・ジャパン様のイベントがあります☆
→https://academy.borderless-japan.com/jsbs2/
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