経営理念浸透ブログ
『利益は“ほどほどに”』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
先日、Y社長からこんなことを言われていました。
「私の経験上、過去最高益というのは麻薬。
利益はたくさん残せればいいと思っていました。
でも最高益を目指すと社内にひずみが出る。
削ってはいけない経費を削る。
人件費が上がらないように、
たくさんの業務をスタッフに任せて疲弊する。
社員が健康を害したこと、店内で火事があったこと。
根本原因は私の最高益思考です。
最高利益から最適利益に考えを改めました」
起業家O氏も同じようなことを言われていました。
「最高益という事実があれば、内容を見なければいけない。
未来への研究開発費を絞れば、利益が残る。
しかしそれは数年後に不利益を被るだろう。
四半期決算で自分が任された期間で
結果を残そうとする経営者の中には、
数年後の会社の状態よりも、現在の最高益を目指す。
“利益はほどほどに”」
よくビジネスは「結果がすべて」だと言われる。
もし結果=利益と捉えるならば、
結果の検証は必要だ。
その結果は持続性があるのか。
専門誌に過去最高益ともてはやされた企業は、
今どうなっているのだろうか…。
Posted on 2021-03-02 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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