経営理念浸透ブログ

『創業メンバー 2つの行く末』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

多くの場合、起業直後、会社には資金がありません。
十分な待遇も用意できません。

ですからこの時代を支えてくれるメンバーは、
待遇以外の所に魅力を感じて加わってくれているはずです。

この創業期を支えた人と「創業メンバー」と言います。

数名程度の仲間から始まり、。
順調に会社が成長していけば、
数十人・数百人の仲間が加わります。

優秀な人材も入社してくるようになる。
創業メンバーよりも能力が高い人材も入社することもある。

成長度が著しかったり、
知名度が上がったり、上場などをして
会社はみるみる内に発展していく。

この時に一つ課題が出てきます。
創業メンバーの位置づけです。

大きく分ければ、
会社の成長スピードと同等に成長できる創業メンバーと
成長が伴わない創業メンバーに分かれます。

創業メンバーは管理職や役員などを
務めているケースが多いのですが、
後者の創業メンバーの場合、
会社に残ることが難しくなっていきます。

創業期を支え、苦労を共にした最大の功労者。

とはいえ会社のステージが変わっていけば、
過去の功労者というだけで、
存在価値が失われていきます。

創業メンバーだからといって、
会社に残れるわけではない。

自身の成長速度が会社の成長速度に負けてしまうと
輝きを失ってしまうのです。

これは不都合な真実です。

「自分の成長は止まっていないだろうか?」

振り返ってみてください。

Posted on 2022-01-05 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

Related Posts

 

Comment





Comment