経営理念浸透ブログ

『口コミ情報を鵜呑みにする消費者』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

私たちがアマゾンや楽天でモノを購入したり、
食事会の食事会場を予約する時に、
参考にするのが「口コミ」です。

なかには友人のコメントよりも
一般的な「口コミ」を信じる人もいる。

「口コミ信者」とも言えます。

ではその口コミはどのくらい信憑性が
高いのでしょうか?

私の経験上でも、
「口コミを書いてくれた方には10%off」
という特典がついたことがあります。

割引してもらって、
なかなか批判は書けないですよね。

また十方よし.TVに出演していただいた
飯田屋の飯田社長がこんなことを言われていました。

「アマゾンの売れ筋ランギング1位から100位までの
 ビールグラスを買い集めて、
 どれが一番おいしくビールを
 飲めるかを基準に社内でブランドテストをした。

 結果、1位のグラスがダントツの最下位になった。
 誰一人としてアマゾン売れ筋ランキング1位の
 グラスをおいしいとは評価しなかった」

売れ筋ランキングは、ビジュアルや購入しやすい価格、
広告による印象などの影響も大きい。

カスタマーレビューは
その一品を気に入ったかどうかという
絶対的な評価。

飯田屋さんのように何十種類のグラスを飲み比べて
相対的な評価をしている人はいないでしょう。

カスタマービューの評価を
鵜呑みにしてはいけないですね。

我々は自分に合った「良い品」を
購入しているのではなく、
「良いと印象づけられた品」を
購入しています。

口クミ情報はあくまでも参考程度で。

Posted on 2023-02-18 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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