経営理念浸透ブログ
『問題解決の主役は誰ですか?』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
正確な記憶ではないのですが、
娘の幼稚園の面接でこんなことを聞かれたそうです。
「あなたの子供が別のお友達とケンカをしてしまいました。
今もなお少し気にしているようです。
あなたは親としてどのように対処しますか?」
皆さんが親ならばどのように答えましたか?
いろいろな回答が考えられますよね。
その時に妻は
「あくまで子供同士で問題を解決できるようにサポートします」
といった回答をしたそうです。
面接官の反応を聞く限り、
そこまでズレた回答ではなかったと予想できます。
問題解決する力は、
子供だけでなくてビジネスマンでも必要ですよね。
どうしたら問題解決する力がつくか…。
自分の力で問題解決する経験を重ねるしか方法はありません。
でも、いつの間にか問題解決する権利を
親や上司が日常的に奪ってしまっていることが
あるのではないでしょうか。
子供同士の問題に親が首を突っ込むと
かえって話がこじれたり、
複雑化したりしますよね。
会社でも上司が介入することで、
表面的に問題は沈静化しますが
解決はされていないということがあります。
もちろん親や上司が介入せざるを得ない問題も
中にはあります。その時は手遅れになってはいけません。
本人たちの力で十分に乗り越えられる問題も
親や上司が代わりに解決してしまっていないか…。
あなたが彼・彼女の問題を解決したら
「ありがとう!」と感謝をされるかもしれません。
でも問題解決力もレジリエンスも向上しません。
問題解決する主役は誰なのか?
上司や親であるあなたがいつの間にか
主役になっていないか?
子供の応援に夢中になりすぎて、
気づいたら舞台にあなたが立っていたということが
ないようにしましょう。
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