経営理念浸透ブログ

『多様な働き方が浸透しない会社』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

先般、十方よしTV(https://jippo.jp/tv/)の取材で、
ゾーホージャパン様に行ってきました。

・「日本で一番大切にしたい会社大賞」審査員会特別賞
・GPTW「働きがいのある会社ベストカンパニー」3年連続
・厚生労働省「テレワーク先駆者百選」認定

などで受賞されている企業です。

テレワークをいち早く導入され、
女性や障害者の働きやすさも追求されました。

全社員の87%がテレワークを利用されていて、
内63%が男性です。

男性もテレワークを積極的に
活用されている数値が出ています。

この会社に見学に来られた企業は、
自社でもテレワークを導入するにあたり

「規則をどうやって作っていけばいいのか。
 悪用されないようにあらゆるケースを想定して
 ルール化しないといけないですよね?」

といった質問をされるそうです。

テレワークは、他社員と同じ職場で
働いているわけではありません。

管理下にないので確かにサボろうと思えば
サボれそうですよね。

迫社長は、

「もちろん最低限のルールは設定しますよ。
 でもアレもさせない、コレもさせないと
 詳細にルールで縛ることをしない。
 
 “性悪説“で考えれば、社員がサボるから
 どんどんルールが増えます。
 
 根底に‘性悪説”があると、社員に
 裏メッセージとして伝わってしまう。

 私は“性善説”でルール設計します

と回答されるそうです。

確かにルールの隙間を掻い潜ろうとする社員がいる!と
考えれば、あれこれ条文が増えていくでしょうね。

すると本来はテレワーク推奨なはずが、
テレワークに否定的な空気が作られていくでしょう。

あなたの会社のルールは性善説に基づいて
作られていますか?

Posted on 2018-12-23 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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