経営理念浸透ブログ

『多面評価を間違わないために』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

フィードバック研修や人事査定時に、
他者(多面)評価の要素を盛り込んでいる企業が多いかと思います。

他者(多面)評価を実施すると、
社員にストレスがかかることは研究で検証されています。

だから運用には丁寧な計画や配慮が必要です。

自己評価よりも悪い他者評価を受けた人は、
以下の3つの行動をとりやすいそうです。

1 詮索
自分に悪い評価を付けたのは誰かを探る。
なぜそのようなことを書くのか、
細かく調べようとする。

2 防衛
自分が受けた評価を認めず、頑なに否定する

3 態度硬化
自分の態度や意見を押し通すために、強固な態度になる

この3つの行動をとってしまうことは
予め容認しつつ、
内省を通して、自分と向き合う時間が来る。

誠実に向きあうモードになれば、
気づきも深く、行動変容にまで至ります。

自己評価と他者評価は基本的にズレが生じる。
特に最もギャップが出るのが上司評価と自己評価です。

評価対象者が上司であることがほとんどなので、
ギャップが大きい=上司への不満が出やすいということです。

自己評価が高く、他者評価が低いことを
フィードバックされると、成長に繋がる可能性が高い。

多面評価は強力な行動変容ツール。
だから日常的に使われています。

しかし心理的なダメージが大きい。

「気づき」にはショックが必要ですが、

ショックのコントロールをする必要があります。

Posted on 2024-11-14 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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