経営理念浸透ブログ
『大切な思いが自分を盲目にさせる』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
・幼児教室を運営してるAさん。
「うちの子だけ同じメニューを
受けさせてもらえていないと子供が言っています」
・ピアノ教室を運営しているBさん。
「先生の叱られたことがショックで、
もうピアノには行きたくないと言っています」
・水泳教室でコーチをしているCさん。
「他の子供のように泳げなくて、
コーチから叩かれたと言っています」
Aさん、Bさん、Cさん。
いずれも運営側は、
母親からのクレームに戸惑っていました。
他スタッフに聞いても見覚えがないからです。
「子供は大げさに親に伝えることがある」
「子供は感情的に曲がって情報を伝える」
ということが理解している親であれば、
運営側への言い方にも配慮するでしょう。
ただし根底は、
「自分の子供は可愛いし、
言っていることを100%信じたい」
と思っているので、運営側への不信感が
0になることはないかもしれません。
大切に思うが故に100%鵜呑みにしてしまう。
これは親と子供という関係の話で終わりません。
会社内でも同じようなことが起きてしまいます。
「私の部下Yさんが○○と言っている」
「私の大学の後輩Yさんが〇〇と言っている」
「新入社員のYさんが〇〇と言っている」
Yさんへの思いが強いほど、
Yさんの話を聞いて100%鵜呑みにしてしまうことがある。
組織運営において(本人は気づいていなくても)
感情的な判断は大きな過ちに繋がります。
彼・彼女への思いが強ければ強いほど、
グッとこらえて多方面から
情報収集して判断したほうがいいでしょう。
メンバーへの思いが返って自分を盲目にする。
個人的な感情を一度脇において、
広い視野、広い意見をもとに判断しましょう。
Posted on 2020-10-16 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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