経営理念浸透ブログ
『“大切に思う”と“大切にする“の違い』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
先日、新人研修の中で
「家族」「仕事」「友人」「趣味」「お金」「健康」「夢」
どれが一番大事?という意地悪な質問をしてみました。
皆さん、価値観は人それぞれですから、
一番にあげるものは異なります。
育ってきた環境も違いますし、
今置かれている環境も違いますからね。
特に正解はありません。
彼・彼女らの議論を見ながら
「大事に思う」と「大事にしている」は
イコールではないということに気づかされました。
ある人は
「やっぱり健康が大事ですよ!」と言います。
でもその人に
「健康は大事だよね。
では健康を維持するために何をしている?」
と聞くと、答えに詰まりました。
ある人は
「家族(=親)のおかげで今の自分がいます。
家族(=親)が一番大事です」と言います。
同じようにその人に
「家族は大事だよね。
では最近、家族(親)を大事したことを教えて!」
と聞くと、同じように回答に窮する。
ひょっとすると彼・彼女だけでなく、
私達のほとんどの人は同じではないでしょうか。
「大事に思う」と「大事にしている」に
一貫性がない。
企業経営でいえば、
「経営理念」「人材育成」「コミュニケーション」
これらも同じかもしれません。
100人に聞くと100人が「大事だ」と思っている。
でも100人のうち何人が大事にしているでしょうか。
大事だと思えるものを、本当に大事にしている。
一貫性ある人間になりたいですね。
Posted on 2019-04-03 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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