経営理念浸透ブログ
『好き嫌いが激しくなりました…』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
子供の時は好き嫌いがあっても仕方がない。
でも大人になれば、「好き嫌い」を乗り越えて
人間関係を形成しなければならない。
そのように教わってきました。
仕事をしていると信じられない言動をする方に
遭遇することがありますね。
そういう人とも上手く付き合ってきました。
私も20年前と比べれば、
「嫌い」と思う人と遭遇する割合が
減ったように思います。
「いろんな人間がいるから…。世の中こんなものだ」
と半分、諦めることも覚えた。
嫌いな人ゾーンに入る人の割合が減った。
これだけ見れば、私は成長しているかもしれない。
しかし退化している所もあります。
仕事柄、
「人を大事にしたい」「社会貢献したい」
「お客様をもっと喜ばせたい」
「社員に安心できる居場所を提供したい」
「もっと働く人の待遇を良くしたい」
といった志が純粋な方ばかりに
囲まれていることに気づきました。
気づいたら周りの方は、
真摯で誠実な方ばかりです。
その環境に慣れてしまっている自分がいました。
ですので、
・法を守らない人
・計算して相手の弱みにつけ込む人
・自分だけ一人勝ちをしようと策略する自己中の人
こういった人が目の前に現れた時に
激しく「怒り」を覚えると同時に、
もう同じ空気も吸いたくないくらい、
「大嫌い」という感情が抜けませんでした。
つまり嫌いゾーンに入る人の割合は減ったけど、
「嫌い」ゾーンに入った人への負の感情は
倍増している。
優しい人ばかりに囲まれている会社があります。
この会社にいる時は非常に穏やかに過ごせる。
社会に一歩出て、別のコミュニティに顔を出してみる。
そこには真逆のような世界があり、ショックも大きい。
純粋な環境であるがゆえに、
不純な環境から受けるダメージが大きい。
私はまだまだ、
「嫌い」という感情の乗り越えられない子供でした。
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