経営理念浸透ブログ

『子育てから学ぶ人材育成』

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

十方よしTV7月号のゲストである
京谷染物店の蜂谷社長にこんな質問をしました。

「御社では新しい商品やサービスが
 社員自ら考えて次々に生み出している。
 
 アイデア出しの場を会社は作るが、
 そこから先は個人の主体性に委ねる会社が多い。

 本当にやりたいことならば、
 社員は自ら動き創り出すに違いないと
 経営者は考えるからだ。

 しかしそれで上手くいっているとは言えない。
 アドバイスできることはありますか?」

「その経営者の気持ちも十分に分かりますが、
 新商品・新サービスを創り出せる人材に
 なるためにはステップがある。

 知り合いの経営者からこんな話を聞いたことがある。

 それは子育てと一緒であると。

 最初は肌を離すな。
 次は手を離すな。
 その次は目を離すな。
 最後に心を離すな。

 経営者は上記のような段階に合わせて
 関わり方を変えるべき。

 まだ手を離してはいけない時に手を放し、
 心まで離していることもある」

最初から相手は大人だからといって、
全部お任せにして放置する。

上手くいかなければ
途中で停滞してしまいます。

そのようなやり方で
新商品・新サービスが次々に生まれてくることは
稀でしょう。

本人の主体性や意思に甘えるのではなく、
上記のステップを踏みながら関わり方を顧みること。

若手社員から新鮮な提案が出てこない、
若手の活気がないと嘆いている会社は、
上司の関わり方を見直してみるとよいでしょう。

Posted on 2022-09-09 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »

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