経営理念浸透ブログ
『宮田運輸から学ぶ理念経営 PART3』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よしTV5月号には、
宮田運輸の宮田社長にご出演いただきました。
宮田運輸さんには『困ったときは大騒ぎ』という
合言葉があります。
とある大阪の事業所が台風の被害を受けた際、
会社のグループラインで応援要請。
その際、社長が指示を出したわけでもなく、
愛知県や埼玉県の仲間が応援に駆け付けました。
ほぼ徹夜での作業で難局を乗り越えたようですが、
これはほんの一例で、
助け合いが日常的に行われているそうです。
“仲間を助ける際のコストを気にしない”
これが当然の判断基準になっています。
一般の会社では、
「仲間を助けるのはよいこと。
でもコストをかけないように」
と言われることが多い。
つまり、
「仲間を助ける」「コストをかけない」という
ダブルスタンダードのメッセージを発信している。
ダブルスタンダードのメッセージは、
聞き手をフリーズさせてしまうことがある。
結局は“動かない”という選択肢を取ってしまう。
他にも同じようなことがあります。
「面白い企画を出してほしい。
でもコストはかけないで」
「スタッフが安心して働ける環境を作りたい。
でもコストをかけないで」
これらもダブルスタンダードのメッセージ。
ここで言われる“コスト”は、
会社全体でみれば大した額ではないこともある。
わずかな“コスト”を気にすることで、
それ以上に大事な社風形成を疎かにする。
シンプルなメッセージが人を動かします。
人が動くことで社風が作られます。
皆さんのメッセージは、
どのように受け止められているでしょうか?
Posted on 2021-07-09 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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