経営理念浸透ブログ
『小心者ほど“権威”で人を動かす』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
『相手を動かすスキル』というテーマで
研修依頼をいただきます。
皆さん、頭を悩ましている問題なのか、
とても参加率が高いです。
そのときに必ずお聞きします。
「本日のテーマが“相手を動かす”という
テーマなんですが
“他人から動かされたい人”いますか?」
と聞くと、ほとんど手が挙がりません。
これは矛盾ですね。
相手を動かしたいと思っている。
でも自分は動かされたくないと思っている。
自分で動きたくようにするのが
最上位の人を動かす方法です。
最も低次元な人の動かし方が「権威」を使うこと。
無自覚に「権威」をチラつかせている人がいますね。
例えば、
「オレの言うことを聞かないならクビな。
辞めてもいいから!」
「オレに嫌われたら終わりだぞ」
「オレに歯向かうなんて10年早いぞ」
「オレは上司だぞ。
上司の言うことは絶対だからな」
「お前は考えなくていい。
オレの指示通りに動けばいい」
「ポジションパワー」で人を動かす人は、
部下の評判が悪い。
「パワハラ上司」と呼ばれている人が多数。
自分に自信がない人ほど、
自分を大きく見せようとアピールします。
小心者であるほど、それがバレないように
「地位」という武器を使います。
「地位」をチラつかせたら、
こいつ小さい人間だな!と思ったほういいです。
小心者の彼・彼女には、武器を持たないで
素手と素手でケンカしたら負けてしまう未来が
予見できているのかもしれません。
「地位」を使わずして人を動かす。
それが本来備わっている「人を動かせる力」です。
Posted on 2018-12-10 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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