経営理念浸透ブログ
『成功する事業継承とは?』
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
先日、ある会社の会長とお話していたときのお話です。
その会社では会長の娘さんが後継者として
事業を継承されています。
女性社長がほとんど見られない業界です。
珍しいケースなので聞いてみました。
「なぜ娘さんは社長を
引き受けることにしたのでしょうか?」
「私も継がせるつもりはなかった。
でも本人がやりたい!っていうんですよ」
「どうしてやりたいって言われたんですかね?」
「うちの会社はお客様からの評価が高い。
従業員の満足度も高い。
地域からも、なくてはならない存在になってきた。
彼女には魅力的な会社に映ったのだと思います。
そしてもっと魅力的にしたいと思ったそうです。
魅力的でなければ、大変な社長業をやりたいと
言うはずがありませんよ」
なるほどなと思いました。
世の中では、中小企業の事業継承が
社会問題になっていますね。
継承してくれる人がいなくて、
黒字であっても廃業する企業が多々あると聞きます。
継承者は、3つ選択肢から選ぶしかありません。
社内メンバー、身内、外部とのM&Aです。
ババのくじを引くような事業継承ならば
どなたもやりたがりません。
3つの選択肢のいずれにしても、
「魅力的な会社」でなければ、
継承者は現れないでしょう。
上の会社を例にあげたとおり、
「いい会社」「魅力的な会社」にすれば、
継承者が選べるかもしれません。
黒字化しているだけでは、
いい会社とは呼べない。
あなたが経営者であるうちに、
もっと魅力的な会社にする努力をしましょう。
何年後、何十年後にスムーズな事業継承が
できるかもしれません。
Posted on 2019-07-13 | Posted in 経営理念浸透ブログ | No Comments »
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